東北旅行最終日の4日目です。
朝食もそこそこに2日間お世話になったホテルをチェックアウト。
スーツケースをレセプションで預け、仙台観光へと繰り出します。
(前日に買ったお土産はレターパックに入れて、ホテル1階のドアマンに発送をお願いしました。)
この日は仙台城と多賀城でスタンプを押すというノルマをこなさなくてはいけません。
まずは仙台城から。
仙台城は1601年に伊達正宗によって築城された伊達氏の居城。
第二次世界大戦中に多くの建築物が焼失したため、石垣と復元された大手門脇櫓、そして伊達政宗騎馬像が見どころとなっています。
地下鉄東西線に乗り国際センターで下車し、徒歩で仙台城へ向かいます。
5分程歩くと大手門脇櫓が見えてきました。
当時国宝だった脇櫓は1945年7月10日の仙台空襲により焼失しましたが、1967年に復元されました。仙台城唯一の復元建築物となっています。
さらに10分程坂道を登ると本丸石垣が現れました。
高さ17mの石垣はなかなかの迫力。
石垣沿いをさらに歩き本丸入口に到着。宮城縣護國神社の鳥居が建てられています。
観光バス「るーぷる仙台」はここまで上ってきますので、時間・体力を節約したい方はこちらがおススメ。
階段を少し登り本丸へ。
仙台城見聞館でスタンプをゲットし、本丸を少しだけ散策しました。
本丸には大広間跡の遺構表示があります。
1610年に建てられた大広間は430畳に及ぶ大規模な武家御殿建築でしたが、明治初期に取り壊されたとのこと。
そして有名な伊達政宗騎馬像。
伊達政宗は伊達氏第17代当主、仙台藩初代藩主。「独眼竜」の異名で知られ、過去にはハリウッド俳優・渡辺謙主演で大河ドラマにもなった人気の戦国武将です。
秀吉の命で小田原合戦に参陣。関ヶ原の戦いには参陣していませんが、東軍につき「東の関ヶ原」といわれる「慶長出羽合戦」にて最上義光と共に上杉景勝と戦いました。
(ちなみに母親は最上義光の妹ですので、最上義光とは伯父甥の関係。)
大勢の観光客に紛れて私も記念撮影しておきました。
ちょっと小腹がすいたので「玉こんにゃく」を買って、休憩タイム。
帰りものんびり坂を下ります。途中、沢門跡の分岐を右に曲がり「仙台市博物館方面」へと進み、巽門跡まで見学して仙台城をあとにしました。
見どころがあまりなく、城観光としてはイマイチでした・・・。
「4日目 仙台 その2」に続きます。