東北旅行2日目の続きです。(久保田城の見学を終えたところから)
角館再び新幹線に乗り「みちのくの小京都・角館」へ。45分であっという間に到着です。
まずは角館駅前にある観光案内所「
駅前蔵」にスーツケースを預けます。
駅前にコインロッカーもありますが、大きな荷物の場合こちらの方が少し安いかと。1個300円(9:00〜17:00)です。

駅前蔵
徒歩で武家屋敷へと向かいます。20分ほど歩くと武家屋敷の大通りが見えてきました・・・が、とりあえずは腹ごしらえから。
「秋田と言えば稲庭うどん!」と言うことで、稲庭うどん専門店「
ふきや」で頂きます。大通りから桧木内川寄りの通りにあるお店です。店構えはとても普通ですね。
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ふきや | 店内 |
私は稲庭冷やしうどんセット、嫁は稲庭温とろろ昆布うどんを注文。セットにはゆかりおにぎりとだし巻き玉子がついています。
想像以上の細麺でしたが、コシがあってなかなか美味。観光地価格なので決して安くはありませんが・・・。
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稲庭冷やしうどんセット | 稲庭温とろろ昆布うどん |
武家屋敷お腹いっぱいになったところで、武家屋敷の散策です。
現在の位置に城下町を造ったのは
蘆名義広(久保田藩の初代藩主「
佐竹義宣」の実弟)。
義広の入部当時、城下町は城の北側にありましたが度々自然災害に見舞われたことから、1620年義広は城の南側に城下町を移転させました。
今も武家屋敷通りには古い武家屋敷が並び、そのいくつかは一般公開されています。
まずは「ふきや」と同じ通りにある「松本家」。現在の家屋は幕末に建てらてたものです。
下級武士の家だそうで、映画「たそがれ清兵衛」のロケ地になったとのこと。
こじんまりとしています。

松本家
続いて大通り沿いを散策。
通りの幅は六間。当時の東海道の道幅と同じです。

大通り
春は桜、秋には紅葉を楽しむことが出来るそうです。
「
青柳家」と「
石黒家」の見学はパスして「岩橋家」へ。「岩橋家」は蘆名氏の重臣で、蘆名氏の断絶後は佐竹北家に仕えました。
こちらの家屋は明治33年に起きた大火の被害を免れた数少ない家屋の一つ。中級武士の屋敷ですので、そこそこの広さがあります。
「松本家」と同様、映画「たそがれ清兵衛」のロケ地です。

岩橋家
続いて隣接する二つの屋敷「河原田家」と「小田野家」を見学。
どちらも蘆名氏⇒佐竹北家に仕えた家柄です。
「河原田家」の家屋は「岩橋家」同様、明治期の大火での焼失を免れたもの。
一方の「小田野家」は大火以降に再建された建物です。
また「小田野家」は平賀源内から洋画を学び、解体新書の挿絵を描いた
小田野直武を輩出した家系として知られています。
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河原田家 | 小田野家 |
「河原田家」にはなかなか趣のある苔むした庭園がありました。
「小野田家」とは庭園で繋がっているので、一度に見学することが出来ます。

庭園
1時間30分ほどで散策終了。
大通りを通って、帰りもやっぱり徒歩で駅へと戻りました。

大通り
次回は桜か紅葉の季節に訪れたいものですね。
「2日目 角館〜仙台 その3」に続きます。
posted by T's Photo Gallery at 15:49|
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2016.9 東北旅行
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